我慢してでも入りたい!水風呂の重要性

サウナ

サウナ後、熱々になった体を一気に冷やす水風呂ですが、「大好きな方」と「苦手な方」に分かれると思います。私も当初、サウナに通い始めた頃は冷たい水風呂が苦手でした。しかし水風呂には体を健康にする重要な役割や保温効果などがあり「整う」との観点からも是非、取り入れて頂きたい過程です。水風呂へ入ることの効果と役割について説明していきます。

水風呂とは

サウナが併設されている温泉施設や銭湯にいくとある水風呂。水温は10℃~20℃と風呂と名称される物としては比較的に低温で水道水とほぼ変わらない温度となっています。他の湯舟より小さめに設定されている物が多く、同時収容人数は1名~4名程度が多いでしょう。基本的にかけ流しになっていることが多く、温度は低いまま保たれている状態が主流です。

水風呂の役割(効果)

保温効果

温まった体で水風呂へ入ることで保温効果があるのです。人間の体は熱くなると本能で毛穴を開き汗として体外へ出し体温調節をしようとします。逆に寒く感じると毛穴が閉じて体温をこれ以上に下げないように働きをします。温まった体で水風呂へ入ることにより温まった体内ですが皮膚が冷たさを感じ毛穴が一気に閉じてしまいます。これにより体内の熱が逃げにくくなり保温効果となります。

自律神経を整える

温泉やサウナで温まった体を冷やすことで交感神経から副交感神経に切り替わり自律神経の乱れを整えてくれる効果があります。自律神経を整えることでストレスの軽減や睡眠の質向上などの多くの効果が期待できるでしょう。

のぼせ防止

体を温めることで得られる効果は多いですが熱すぎたり時間が長いと逆に体は不調になります。温泉やサウナを楽しむためには適度なクールダウンが必要で体をリセットしなくてはなりません。火照った体をクールダウンするのに水風呂は最適と言えます。

血行を良くする

温泉、サウナで温められたからだは血管が拡張した状態です。水風呂に入ることで血管が縮まり血管が伸び縮みをくりかえすことにより血流が良くなります。温泉、サウナと水風呂を繰り返し入ることで血流改善に期待できます。

注意点

心臓に負担が掛かる

水風呂は水温が低いので温度の急変化により心臓へ負担が掛かります。心臓の弱い方や慣れていない方は注意が必要です。温度調整ができる「シャワーで代用する」や「掛け水」するなど自身の体調に合った水風呂を楽しむようにしましょう。

飛び込まない

モラルの範囲ですが水風呂はプールではないので飛び込みは禁止です。あくまでもお風呂ということを忘れないよにしましょう。

水風呂の入り方

1,掛け水する

水風呂へ入る前に必ず掛け水をすること。桶を使い足から体全体へ掛け水をして汗を洗い流します。

2,水風呂へ入る

水風呂へゆっくり入りましょう。心臓へ負担が掛かるので一気に入らず低い水温に慣らしながらゆっくり入水しましょう。

3,長居しない

水風呂は長居しないこと。水風呂は小さい浴槽になっている所が多く、長居すると他の利用者への迷惑になってしまうので、譲り合いの気持ちを忘れず利用しましょう。水風呂の利用時間は長くても3分程度としましょう。

まとめ

いかがでしたか?水風呂はさまざまな効果がありイメージが変わったのではないでしょうか。しかし冷たい水風呂は心臓に大きな負担が掛かるので注意が必要です。入る場合は掛け水を忘れず譲り合いの気持ちで気持ちよく利用しましょう。

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